【失敗しない】オールシーズン仕込める果実酒の作り方!厳選9種類

果実酒作り

初めて〇〇で果実酒を作りたいけど、作り方がわからない…」 

果実酒作りで砂糖なしやお酒の種類を変えてみても大丈夫か迷う…

まだ果実酒作りの経験が浅い方で、こんな疑問を抱えていませんか?

本記事では、季節を問わず楽しめる果実酒の作り方をご紹介します!初心者の方でもチャレンジしやすいように、失敗しないポイントや注意点を私の体験を交えてお伝えします。

手作りの豊かな味わいや、好みに合わせたあなただけの果実酒作りに、ぜひお役立てください。

目次

1.果実酒作りに使える果実・道具・お酒の選び方

2.オールシーズン作れる果実酒の作り方
  2-1:レモン酒
  2-2:ライム酒
  2-3:キウイ酒
  2-4:トマト酒
  2-5:アボカド酒
  2-6:バナナ酒
  2-7:あんず(ドライ)酒
  2-8:クコ酒
  2-9:コーヒー酒

3.まとめ
 

*本文

1.果実酒作りに使える果実・容器・お酒の選び方

果実酒を美味しく作るために重要なのは、

 

果実の選び方

容器の選び方

お酒の選び方

の3つが大事になっていきます。

失敗しないために、それぞれ詳しく解説していきます! 

①果実の選び方

生の果実を選ぶ際は新鮮なもので、傷がないもの、大きさが揃っているものを選びましょう!ゆっくり均等にエキスが抽出されるためです。まだ少し硬いくらいの方が果実そのものの味わいが出やすいようです。

 

②容器の選び方

広口の瓶で密閉できるもので、中身が見やすいガラス製がおすすめ。よく洗って十分に乾燥させて下さい。


私も消毒を忘れてカビさせてしまったこともあるため、使う前に必ず消毒しましょう!

 

瓶を丸ごと煮沸消毒するか、漬け込み用のお酒(分量外)を少量入れ、ペーパータオル等で蓋も中も拭き取ることでOKです。

 

➂お酒の選び方

最初はクセの少ないホワイトリカー(焼酎甲類)がおすすめです。そのまま飲んでも美味しいお酒を使って漬けると、味わいが豊かになります。


焼酎:口あたりがやわらかい麦焼酎がおすすめ、独特なクセがある芋焼酎はお酒好きや果実酒を作りなれた方に

ブランデー:ぶどうやりんごなど果実酒から作った蒸留酒。梅やあんずなど香りが強い果物向け。

ウイスキー:穀物を原料に蒸留を行い熟成させていて、スモーキーな香りとの相性の良い果実との漬け込みが人気です。

ジン:爽やかな柑橘系の果実でおすすめ。

 ④糖分の選び方

まずは氷砂糖を使いましょう。ベースとなるお酒の濃度が高くなり、浸透圧で果実のエキスが染み出すために最適です。

純度の高いグラニュー糖もOK。

 

黒糖(独特なコクと風味)なども好みに応じて使用しましょう。
はちみつも使用できますが、底に溜まりやすく溶けきるために時間がかかりやすいので、よく振り混ぜる必要があります。

 

 

2.オールシーズン作れる果実酒の作り方

 2-1. レモン酒

材料/作りやすい分量:レモン700g(約7個)、氷砂糖300g、ブランデー1.8ℓ

①レモンは粗塩(材料外)をまぶしてもみ、水で洗い流し水気を取る。

②①の皮をむき白いワタも取り除く。皮を一部分残した方が風味がしっかり残って美味しい。

③輪切りにしたレモンを氷砂糖と交互に瓶に入れ、ブランデーを注ぎ入れる。残した皮も入れる。
★約1か月後から飲み頃。長期保存するならレモンを取り出しておく。

★皮や種が多いと濁りやすいかも。キッチンペーパーで濾して戻します。誰にでも好まれそうなさっぱりとした甘味なので、ロック・水割り・ソーダ割以外でも、ゼラチンを入れてゼリーも◎

 

 2-2.ライム酒

材料/作りやすい分量:ライム700g(6~7個程)、氷砂糖300g、ホワイトリカー1.8ℓ

 ①皮を使用するライムのみ(1割程)ボウルでぬるま湯に入れて浸し、タワシでワックスをこすり落として洗う。皮をむき、白いワタは丁寧に取り除く。皮をむいた果肉を2つにカットする。
②果肉と氷砂糖、ライムの皮を瓶に入れ、ホワイトリカーを注ぎ入れる。

★約1か月後から飲み頃。長期保存するならライムを取り出しておく。

★皮が多いと苦くなっちゃうので、控えめに。レモンよりさらに清涼感があって飲みやすいと思います。

 

 2-3.キウイ酒

材料/作りやすい分量:キウイ700g(5個程)、氷砂糖400g、ホワイトリカー1.8ℓ

 ①キウイは皮をむき、厚めにスライスしておく。

 ②保存瓶に①と氷砂糖を交互に入れ、ホワイトリカーを注ぎ入れる。
★約1か月後から飲み頃で長期保存するならキウイを取り出す。

 

★熟す前でやや固めのキウイを使います。お酒にあまり色は付きにくいですが、さっぱりとした甘みで、初めてでも簡単だと思います!

 2-4.トマト酒

材料/作りやすい分量:トマト600g(4個程)、氷砂糖250g、レモン4個、ホワイトリカー1.8ℓ

 ①実はヘタがついたまま水洗いして水気を拭き取る。切らずに丸ごと氷砂糖とともに瓶に入れる。レモンの表皮をむき、白いワタを取り除きカットしておく。

 ②トマトとレモン、氷砂糖を交互に入れ、ホワイトリカーを注ぎ入れる。

 ★約3~4か月後から飲み頃。そのまま熟成するとまろやかな味に。濁るのでレモンは約1か月で取り出してね。

★できれば多少青みのあるトマトがおすすめ。トマトの旨味や甘味がじんわり出て味がはっきりするみたい。

 

 2-5.アボカド酒

材料/作りやすい分量:アボカド800g(3個程)、ホワイトリカー1.8ℓ

 ①果実を水でよく洗い、水気を拭いた後に二つに切ります。中心の大きな種の所まで包丁を入れ実をまわすようにすると種が取り出せる。

 ②保存瓶に①に入れ、ホワイトリカーを注ぎ入れる。
★約1か月後から飲み頃です。

★果肉が柔らかく漬け込んだお酒が濁って来るので、実を引き上げキッチンペーパーでこして、保存瓶に戻して熟成しましょう。飲む以外にもリキュールとして料理の風味付けにもおすすめ!

 

 2-6.バナナ酒

材料/作りやすい分量:バナナ皮なしで200g(3本程)、黒糖50g、ホワイトリカー400mℓ

 ①バナナの皮をむいて筋を取り、横に5㎜間隔で切ります。

 ②保存容器にバナナと黒糖、ホワイトリカーを注ぎ入れます。
➂容器を軽く揺すり、材料をなじませます。
★漬け込んで1週間ほどで飲み頃。バナナが黒くなってきた頃に実を取り出しましょう。

★皮が硬めで緑がかったバナナを選ぶと雑味なく美味しい。個人的にはミルクで割ったカルーア風が好きなので、ぜひ

 

 2-7.あんず(ドライ)酒

材料/作りやすい分量:あんず(ドライ:砂糖不使用)120g、氷砂糖100g、ブランデー、ウイスキーやラム酒400mℓ

 ①そのまま、もしくはカットして氷砂糖と共に保存瓶の中へ入れる(保存料が気になる方は洗い流し、水分を拭き取る)。
②ブランデーを注ぎ込む。
★約2か月から飲み頃。

漬け終わった実も、刻んで焼き菓子やヨーグルトに添えると楽しみが増えますよ!

 

 2-8.クコ酒

材料/作りやすい分量:クコの実30g、氷砂糖0~25g、ブランデー300mℓ

 ①保存容器にクコの実とお好み分量の氷砂糖を入れる。

②氷砂糖を入れないで漬けた場合、飲むときにハチミツを加えると口当たりがよくなる。
★約2か月~3か月後飲み頃です。

★赤くてキレイなお酒です。私はレモン酒やライム酒で割るのが好みです

 

 2-9.コーヒー酒

 材料/作りやすい分量:コーヒー豆20g、氷砂糖0~20g、ホワイトリカーまたはブランデー、ウイスキー等350mℓ

 ①コーヒー豆をフライパンで浅く炒る。

 ②氷砂糖を入れるのであれば一緒に瓶に入れ、ホワイトリカーを注ぎ込む。
★約3週間後から飲み頃。

★ロック、水割り、牛乳割り等で楽しめます。リキュールとしてバニラアイスにかけるとお酒を飲まない方でも楽しめちゃいます

3.まとめ

今回は、季節を問わずいつでも作れる果実酒を9種類紹介しました。

 

①レモン酒

②ライム酒

③キウイ酒

④トマト酒

⑤アボカド酒

⑥バナナ酒

⑦あんず(ドライ)酒

⑧クコ酒

⑨コーヒー酒

 

基本的には、水気をとった果実と氷砂糖をお好みのお酒で漬けるだけ

消毒した瓶を使ってくださいね。味を見て果実を取り出しておけば、賞味期限は特になし
保存状態によって味に変化がある可能性があるので定期的に味見をして、風味が変わってきたら早めに飲み切るようにしています。

 

自分の好みに合わせて、様々なバリエーションやアレンジが自由にできることが手作りの魅力です!
いつでも作れる今回の果実酒9種類によって、あなたの生活をより鮮やかにできるのではないかと思います。ぜひ参考にしてくださいね。

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