【失敗しない】秋にも仕込める果実酒の作り方!3種類

果実酒作り

「秋の果実でも果実酒ができないかしら?」
「食欲の秋を自分で作った果実酒で楽しみたい!」

オールシーズンの果実酒作りに挑戦できた方も初めて作ってみる方も、チャレンジしたいと思っている方は多いのではないでしょうか?気温が落ち着き、ますます魅力的な秋の果実を使った果実酒の作り方をご紹介します!

目次
1.秋に作れる果実酒の作り方
1-1:梨酒
1-2:りんご酒
1-3:柿酒
2.栗やさつまいもでは果実酒を作れないのか?〜自家製果実酒の注意点〜
3. まとめ

 

1.秋に仕込める果実酒の作り方

1-1. 梨酒
 材料/作りやすい分量:梨400g(約2個)、氷砂糖200g、
ホワイトリカ-600mℓ
①梨はよく水洗いして、水で洗い流し水気を取る。
②①の皮をむき、くし型にカットする。皮を一部分残した方が風味がしっかり残って美味しい。
③梨の果実と氷砂糖を交互に瓶に入れ、ホワイトリカーを注ぎ入れる。

 

★約1か月後から飲み頃。
★さっぱりとした甘味なので、ロック・水割り・ソーダ割でも楽しむことができます。

1-2.りんご酒
材料/作りやすい分量:りんご800g(6〜7個程)、氷砂糖300g、ホワイトリカー1.8ℓ、レモン2個
①皮を使用するレモンはタワシでよく洗う。皮を一部そのままにしてむき、輪切りにしておく。

②りんごはよく洗ったら皮はそのまま、くし型に切って種の部分は取り除く。

③瓶にレモン、りんご、氷砂糖を交互に入れてホワイトリカーを注ぎ入れる。

★約1か月後から飲み頃。長期保存するならレモンを取り出しておく。
★レモンがあることで清涼感UP!
★りんごは酸化するため、しっかりホワイトリカーに漬けてないと変色しやすいです。

1-3.柿酒
 材料/作りやすい分量:柿300g(2個程)、氷砂糖150g、ホワイトリカー400mℓ

①柿はよく洗い、水気を拭き取ります。
へたや種、芯も残して適当な大きさにカットします。
②保存瓶に①と氷砂糖を交互に入れ、ホワイトリカーを注ぎ入れる。

★約3か月後から飲み頃で6ヶ月程するとまろやかさがアップします。
★とろりとした甘味のためカクテルで味わうのがベスト。

2.栗やさつまいもでは果実酒は作れないのか?
〜自家製果実酒の注意点〜

秋の味覚の代表格、栗やさつまいもでもお酒は作れないのか?疑問に持つ方がいらっしゃいますよね。日本には酒税法という法律があるため、いくつか気を付けるポイントがあります。

まず果実酒作成で気を付けるべきことは、
1)使用するお酒のアルコール度数が20度以上のもので、課税が済んでいるものを使用すること。

2)お酒と混ぜてはいけないものがある。

① 米、麦、あわ、とうもろこし、こうりやん、きび、ひえ若しくはでん粉又はこれらのこうじ
② ぶどう(やまぶどうを含む)
③ アミノ酸若しくはその塩類、ビタミン類、核酸分解物若しくはその塩類、有機酸若しくはその塩類、無機塩類、色素、香料又は酒類のかす
(酒税法施行規則13条3項抜粋)

その上で、
3)自分で楽しむことや同居の親族に提供することは問題ない。
他者に販売したり、別居の親族らに提供することは酒税法違反に該当します。

さつまいも穀類に該当しますので、酒税法の混和が禁止されている①と同様の扱いとなり、認められません。芋の風味を楽しみたい方は、市販の芋焼酎などがおすすめです!

に関しては、アルコール度数20度以上の課税済みお酒を使用し、自分で楽しむ(販売も他者への提供もない)場合などで例外的に認められる(例外であっても「製造行為ではない」と限らない)ことがあります。
まず、ご自身が作りたい栗酒が上記の例外条件に該当するか税務署に確認すると良いでしょう。

3.まとめ
今回は、秋に作ることができる果実酒を3種類紹介しました。
①梨酒
②りんご酒
③柿酒

また、
秋の味覚である栗やさつまいものお酒に関しては酒税法に注意が必要です。

基本的には変わらず新鮮な果実を、消毒殺菌した瓶に入れ、氷砂糖とホワイトリカーやブランデーなどのアルコール度数の高いお酒を注ぐだけ。じっくりと染み出す秋の味わい作りをぜひ参考にして楽しんでくださいね。

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